冬の暮らし

diary

朝の冷気が肌を刺し、木枯らしはからからと地に落ちた葉々を巻き上げます。

冷えた冬空は澄み、遠く西の空には富士の稜線が潔くひかれています。

首や足もとを暖で包み、仲間たちと小さな火にあたっていたくなる季節です。

自然の厳しさを感じながら、
その恩恵にいっそうのありがたみを感じる時でもあります。

暖かい動物の毛や、通気性のよい植物の繊維、土や木の手触り。
そして体温の通うふれあいが欠かせない、私たちの暮らし。

電気だけではあたため切れない、私たちの暮らしです。

これからのjournal

diary

なだらかな里を
緩やかに這う幾重もの水脈。

樹々草花は沿うように繁り

人は根を張るように
土地に暮らし、場を開く。

風や光、人やものたちが通い交わり
うまれ まわる 風土。

小山の袂(たもと)に霧立つ池は、
八百万の営みを写す。

変わらぬテンポと重さで刻まれる
日々の景色を
遠く近くの各地から、
永く短いことばで綴っていきます。