りんごの季節

diary

りんごのタルトが美味しく焼きあがっております。
樹々の間からそそぐ細い光が
冬の朝はカフェを⼀段と澄み渡らせます。

ぜひゆっくりとした時間をお過ごしください。

ふたつとない

diary

空気が⼀段と冷たくなりました。
朝いちばんに、冷たい空に向かってお店の扉を開けると
ひらひらと朝の光の中に葉が舞っています。

同じ⾊や形の葉はふたつとない事に
降り積もる葉を⾒つめながらふと気づかされます。

⼿に取った曽⽥耕さんの靴に
⾃分の⾜がぴたっと収まった時には
ふたつとない靴との出会いです。

ルヴァンのパン 入荷日のお知らせ

diary

週末に合わせ、益子に信州上田からルヴァンさんのパンが届きます。

香り高い国産小麦と天然酵母を使った生地に
ひとつひとつ、それぞれに想いを込めて焼かれたルヴァンさんのパン。

ハチミツやジャムを塗っていただくのはもちろん
今の季節は新鮮な野菜をサンドするのもおすすめです。
よりパンの香り、甘味を感じることが出来ます。

8月25日(土) 入荷予定
9月 毎週 火・金曜日 入荷予定
*入荷日に変更がある場合がございます。
 恐れ入りますがご来店の際は、お問い合わせいただけますようお願い致します。

スターネット益子では、山崎農園さんの新鮮なお野菜も並びます。
ぜひ週末の朝、合わせてお手に取ってご覧ください。

種 ― ta ne ―

news

人はひとつぶの経験からでも、

ひとつぶの大切な種をもらう。

どんな種にも

はじまりのエネルギーが宿っている。

台東区駒形にある工房で、靴や鞄を作られる革作家の曽田耕さん。
スターネットとのご縁の長い曽田耕さんによる企画展示会「 ta ne 」が、
この度スターネット東京を会場に6月2日より4ヶ月間にわたり開催されます。

スターネットの創設者、馬場浩史と時と場所、感覚や想いを共有された
数多くの方々のうちの約30名が、本企画展のため各地より集まります。

陶芸、ガラス、家具、照明、衣服、染色、絵、音楽、編集… と
その範囲に限りはありません。訪れる方々にも自由に感覚をひろげ、
この場所からひとつぶの種を受け取って頂けたら嬉しいです。

本展示会は期間を区切ってのリレー開催となります。
4ヶ月の間、変わる景色の中からあらたな種、あらたな芽が
皆さまとの間に生まれるかもしれません。

期間中、スターネット東京としての通常営業はしておりませんので、
開催日をご確認の上お運びください。

展覧会スケジュールの詳細は こちらを ご覧ください。

6月2日よりスターネット東京にて開催中の ta ne 展の終了(2018年9月)を持ちまして、
スターネット東京は閉店させて頂くこととなりました。

尚、益子本店は今後も変わらず営業いたします。

益子店、スターネット東京最終企画 ta ne 展ともに、
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

更新

diary

春の嵐がみっつ。よっつ。

冷たい雲は行きつ戻りつ、時おり荒ぶれながら
空と地を潤してゆきました。

少し高くなった天から注がれる春の陽が

足もと深く、水の塊の端々へ

すべての瞳と脈の内へと沁み込んでいきます。

光のなかで命を繋ぐ選択と交換のウズのなか

放たれるもの、鎮まりゆくものの傍らで

吸い込まれ、注ぎ込まれて
また新しい繋がりが生まれていく。

おおきなこの環は更新しながら
いつもふくよかな繁りへと向かっています。

曼陀羅華の種

diary

今日という日は、一歩先も一秒先も
無数のわからないことに溢れている。

そこに定まりはないけれど
ひらいていく鍵は常にそこにあって
応えるなかに顕れてくる。

因果ではなく応えるなかに
顕れては消え、消えては顕れ
景色は変わり続ける。

そんな姿を自然の中にみるとき
美しさに見惚れて何かが癒えるように想う。

発芽し背を伸ばした植物が、花をつけない年があり、
花をつけても実りをつけない年がある。

花をつけ実りをつけても、実りはいつまでも青々と若く、
熟し切らずに種が大地に落ちないこともある。

2年前の夏に益子から運ばれてきた曼陀羅華の葉。
その種は東京の店先で芽を出し独特のペースで月日を経てきたものの、
この冬の積雪に耐えかねて、枝々は折れ、葉は自ら根を張る土の上に萎れた。

折れた枝先で固く鋭い棘に護られた実りだけが残り
いつまでも青く若いその中に、未熟な種が詰まっている。

いずれ実りは熟し、種は土に蒔かれるだろうか。
もしくは、成熟を待つこともなくしばらく種は棘の中で眠るだろうか。

すべての応えはめぐりの一部で、何も間違いはないのだろう。

鍵はおのずから見えて、見えた先から変わっていく。

そんな連なる応えが生み出す美しさは、
ここにもあそこにもめいいっぱいに散りばめられている。

糸を紡ぐところから、編むところまで。 -マキマロのニット-

item

弾力があり空気をはらみながら身体を護り温める動物の毛。
通気性がよくしなやかでコシのある植物の繊維。

その糸を紡ぐところから衣に編み上げるところまで、
すべて手仕事によるマキマロのニットは
冬を迎えるまで一年をかけて作られています。

 

 

保温性の高いメリノウールの糸を太めに紡ぎ、
目は詰め気味に、そしてあえて小さめのサイズに編まれたベスト。
身体に沿うように温かく包みます。

*Vネックベスト(メリノファインウール) ¥41,040(税込)

 

 

左:空気をはらみながらゆるやかに編まれたカシュクール型のベストは
温かく光沢のあるアルパカと上質なコルトレイクリネンの糸を合わせています。
丁寧に細く細く紡ぐことで全体のボリュームを抑え、温かくも軽やかにお召しいただけます。

右:メリノウールをたっぷり使ったカーディガンはふっくらと温かく、羽織りのように。
上下を替えて袖を通していただけます。ふた通りお楽しみください。

*左:カシュクールベスト(アルパカ/コルトレイクリネン) ¥46,224(税込)
 ハルディネーラ 生成(リネン/コットン) ¥38,664(税込)
*右:カーディガン(メリノウール/リネン) ¥51,840(税込)
 ラグラン ログウッド染め(リネン) ¥32,184(税込)

 

 

*Vネックベスト(リネン/コットン) ¥41,040(税込)
*ノルマンディワンピース(オーガニックコットン) ¥35,424(税込)

上記すべてマキマロ

商品はすべて1点ものとなります。 在庫についてはお問い合わせください。
スターネット東京:Tel.03-5809-3336 益子:Tel.0285-72-9661

ひびを宿す

diary

益子のスターネットは静かな池の畔にあります。

スターネットが生まれるずっと前から
その名がつけられるずっと前から
この地に水を湛えてきた 須田ヶ池。

陽のもとですべてを映し
闇のなかですべてを吸い込み
水は世界をひとつに包みます。

大寒の空の下で結した氷面は、
寒風に撫でられる度、夜毎にその厚みを増して。

いずれ自らにひびを宿し、そうして再び還っていきます。

ひとつの世界に、還っていきます。

陶器を象る土も、その土を覆う釉薬もまた、
時の経過と共に空気に晒されるなかで
微細なひびを宿します。

そこに入る渋は、日々の痕跡、重ねた営みの証。
ふたつとない姿へ育ちます。

いずれ、剥がれたり、欠けたり、割れたりしながら
微細な粒へ、すべてを抱く
ひとつの大地へと還っていきます。

いつの日かまた、土を掬い、捏ね、象り、
炎の前に焼く人の手々を経て
再びわたしたちの暮らしに戻ってくるかも知れません。

生まれる色 -マキマロ-

item

マキマロの染めものは、すべて色が異なります。
同じ種の素材が同じ手によって同じ行程を経ても、
二つと同じ色は生まれません。

植物の育つ風土、採取の時季、染色の行程…

あらゆる瞬間にある
風や水の巡り、鼓動の強さ、早さ、
受ける光の束の大きさによって
発する色は変わります。

そしてそれは変化を続けます。

他の生命の宿す無常の色彩を
自分のそれと織り交ぜて生きる。

営みながら、また、新たな色が生まれ続けます。

 

色を選ぶ

diary

色は自由に選べる。
でも、選んだ色にうまく馴染めないこともある。

色にならないことも、ある。

本当は、選ぶ必要なんてないんだろう。

ここにあるものはすべて、既に色彩を帯びている。
それは唯一無二の光彩で、見えたりも見えなかったりもする。

絶えず放たれ変わりゆく光彩の連なりが
わたしたちの輪郭そのもの。

選ぶことも探すことも、しなくていい。

「淡い色も、重ねていけば色と形が見えてきますね。」

頂いたお言葉の一片を想う。

どんなに淡い色も、映っている。映っていく。
そのまま重ねていればいい。

のびやかに、いっしょうけんめい、たのしく、たのしく。